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2008/08/17
【気になるニュース】野菜・果物 食道がんリスク減


【気になるニュース】朝日新聞8/15(金)朝刊の抜粋
 全国各地に住む45歳〜74歳の男性3万9千人にアンケートし、食事や喫煙、飲酒など生活習慣を聞き、平均約8年間追跡した。期間中に116人が食道がんにかかった。
 野菜・果物を食べる量も計算。1日540g前後のたくさん食べる群と、320g〜170g前後の「それほど食べない」群に分類して解析した。
 それほど食べない群でたばこを吸わず、酒は1日に2合未満の人が食道がんにかかるリスクを1とすると、それほど食べない群でたばこを吸い酒を2合以上飲む人のリスクは7.67倍。だが、たくさん食べる人は、たばこを吸い酒を2合以上飲んでもリスクは2.86倍に抑えられた。
 全体に野菜・果物を食べる量が増えるとリスクは低下する傾向になり、摂取量が1日100g増えるとリスクは約10%下がった。
 ただ、喫煙や飲酒でリスクが高まることに変わりはない。解析を担当した国立がんセンター予防研究部の山地太樹研究員は「食道がんを防ぐには、まず禁煙と節酒。そのうえで、野菜や果物をたくさんとることが大切」という。【抜粋ココまで】

★コメント★
野菜を540g前後たくさん食べる人は、家でお酒を飲んでいるのではないかと思う。免疫力だって高くなるはずだ。外食中心で1日540g前後食べるのは難しい。ちなみに100gの野菜の目安は、ニラ1束、ホウレンソウ1/2束・アスパラガス5本、ニンジン大1/2本。外食でも野菜の小鉢1皿の追加注文でリスクが減らせる。
(01 大久保朱夏)