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2008/08/18
【おすすめ本】『いつまでもデブと思うなよ』岡田斗司夫著


【おすすめ本】『いつまでもデブと思うなよ』岡田斗司夫著 新潮社
作家で評論家の著者が一年間で50Kgの減量に成功。体重が117kgから67kgに。洋服のサイズは3L。キングサイズ専門店でしか買えなかった洋服が見事Mサイズまでダウン。岡田氏はいまの社会が「見た目印象主義」のため、デブキャラは損をするだけと気が付き、食べた物をすべて記録する「レコーディングダイエット」に取り込む。チョコ・柿の種・歌舞伎揚げの三角食べ、コーラ1日3〜4本、夜のコンビニで買うサンドイッチやお菓子など、そりゃぁ太るだろ!と思わずツッコミを入れたくなる食生活を記録していく。そして、著者は「自分がなぜ太っているか?」にはじめて気が付く。メガダイエットのサクセスストーリーとして読むのも楽しいし、メタボ改善に取り入れられる要素も満載。太っている人とやせている人では、満腹だと感じるレベルが違うという図説による分析が面白かった。読後は爽快。
(02 大久保朱夏)